「表現」をし続ける理由

   

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僕は「表現」が好きです。

様々なアプローチで、「良質な表現」がしたい。

僕の生きている意味は、それを追求することにあると言えてしまうほどです。

 

 

僕が「表現をし続ける理由」というのを、考えてみました。
結論が出たわけではないのですが、考えながら、同時に今、文章を書いています。

 

 

まず第一に、「人を楽しませたい」という感情を、昔から強く抱いていたように思います。

ただこれが、万年うまく作用していたとは言い難いのです。

 

 

中学生の頃

中学生のとき、この「人を楽しませたい」という感情は、「いじられ役になる」という形で僕の前に現れました。

中学生って、やたらとあだ名やキャラをつけて友達をいじり合うことがあると思うのですが、僕にはなぜか「ハゲキャラ」がまわってきました。今度僕に会ったら、直接、じっくりと生え際などを見ていただければと思いますが、僕は今のところまったくハゲていません。家系にも、おハゲの方は一人もいません。

でも、とにかくハゲとして、中学3年間を過ごしました。

自分がハゲキャラになることで周りが笑ってくれる。これでいいなら、とハゲに徹しました。

 

ただ、その3年間を振り返って、最高に楽しかったかというと、そうではありませんでした。

とにかく人に気を使っていたなあと思います。

 

 

高校生の頃

高校生になり、バンドを始めました。

東京FMのSchool of lockという音楽ラジオ番組をずっと聴いていたので、「いつか自分もバンドを組む」という野望は、自分の中で当たり前のようにずっと胸にありました。

高校3年生のとき、School of lockとSony musicが毎年開催している10代のバンド甲子園『閃光ライオット』に応募します。

僕のバンドPENs+は予選を勝ち上がり、なんと1万組中の9組に選ばれ、日比谷野外音楽堂での決勝に出場。

CDは完売し、Youtubeにも動画がアップされ、ライブの様子はテレビでも放映されました。
反響も大きく、その頃から、「自分たちのことを知ってくれている人(自分はその人たちのことを知らない)」が増え始めます。今思うと、これを「ファン」と呼ぶのでしょうが、その頃の僕にとってはほんと、そんな感じでした。

 

でも、実感こそなかったものの、自分の作った曲が、これだけ多くの人の心を沸かすことができたという事実は、のちの人生に大きく影響を与えます。

 

「ハゲ」とか、下に回って「笑われる」ことで人を楽しませるのではなく、

「自分の作り出した作品やそれに向かっていく姿勢」で人を楽しませることができた、初めての経験でした。

 

閃光ライオット

 

 

大学生の頃

僕は「大学生」という肩書きに一切の思い入れがありませんが、流れとして「大学生の頃」と書いています。

大学入学後、バンド活動はより活発になります。2年間で3枚のアルバムを発売し、ライブも月に3~4本やり、東京をでて地方にツアーに行くことも増えました。いわゆる「バンド活動」です。

とても楽しかった。

本当に人生捧げました。

大学にはなんの思い入れもなく、ただひたすらバンドに打ち込みました。

 

それこそ「夢中」状態でしたが、楽しさと同じくらいの「窮屈さ」もあった。

バンド界隈って、やはり「メジャーデビューする」とか、「音楽で食っていく」ことを目指す人が多いです。

僕たちPENs+は、正直「食っていく」ためにバンドをやっていたわけではありませんでしたが、業界としてやはりその風潮がありました。

ツアーで、とある地方に行きました。ライブ後、そのライブハウスの店長に

「君たち20歳?そっか。◯◯ってバンドは1個上だけど、君たちの歳のときにはもっとすごかったよ。」

と言われました。

 

特に言い返すことはしませんでしたが、気持ちとしては「そんなの知りません」という感じでした。

 

僕は音楽が好きだからライブをやっています。

◯◯という同年代バンドに勝つために音楽をやっているわけではありません。

 

僕はシャー芯くらい細いメンタルによって成立している人間なので、「競争」が苦手です。

というか、競争の時に生まれる、「お互いに顔は合わせつつも、心では卑下しているかもしれない」という環境が怖いのです、常に。

 

そういうのじゃなくて、好きなことやってるだけなのに、とずっと思っていました。

 

でも後に、この「好きなことやってるだけ」も言い訳であることに気づくのです。

 

 

 

カナダでの生活

21歳。約5年間続けたバンド活動に一旦の終止符を打ち、一人、カナダに渡りました。理由は色々ありますが、「英語がうまくなりたい」と同じくらい「自由になりたい」という気持ちを持って、カナダ行きを決意したように思います。

 

1年半のカナダ生活で、僕の心にこびりついた固定観念は覆され続けました。

 

僕が運良く友達に恵まれただけかもしれませんが、

「人のことを下げることによって自分をあげる、ということをしない」

「基本的に人を褒める」

「自分のやりたいことを、自分のやりたいタイミングでやる」

「これをやったら世間的にこう思われる、ということをあまり考えない」

など、僕にとって、あまりに心地の良い環境が、そこにはありました。

 

僕はカナダで、だれとも競争する必要がなかった。
その分、「自分のやりたいこと」だけに集中しました。

 

自分で考えた独学英語学習のアイデアを毎日実践し、ありえないほど勉強しました。
極端すぎて信じてもらえないかもしれませんが、朝は大体4時か5時に起きて、午前中だけで6時間は勉強していました。

 

午後は、デザインの時間。美大も専門も出ていなかった僕は、「自力で、美大に通っている人より多くの時間、勉強する」という方法しか思いつかなかったので、とにかく量をやりました。

未だに専門用語やツールには弱いですが、「自分のイラスト/デザインスタイル」は、おそらく同年代のなかではかなり早い段階で確立でき始めていたと思います。

というか、そうやって「スタイルを特化させる」ことでしか個性を出せないと思いました。

 

そして去年、23歳になりました。

2017年は、僕の努力が、やっと形として現れはじめた年であったと思います。

 

経済的に自立し、仕事がまわるようになりました。
英語も、ひとまず大きな不自由がなく話せるようになりました。

 

 

そしてなにより、それを評価してくれる人があらわれ始めました。

 

 

去年と、それまでの人生の違いは、

それまで「好きなことだけやる」という曖昧だったテーマが、

「好きなこと且つ、人を幸せにできること」をやる

という具体的なものに変わったことだと思います。

 

 

表現の仕方を変えた

最初に戻りますが、「人を楽しませる」ことが好きだったのに、いつからか、バンドを始め、「人に勝たなければならない」状況で勝負する機会が増えました。この反発精神もあり、「俺は好きなことだけやる」という邪魔なプライドも生まれていたように感じます。

そこには、「人を楽しませる」の要素が薄かった。

 

 

カナダ生活は、それを見つめ直す非常に良い機会になりました。

僕は、改めて、自分の気持ち良い方法で「人を楽しませる」ことを考えました。

 

ひとつ、わかりやすい方法としてこのブログを始めました。
目に見えてわかるほど、僕のことを知ってくれる人、そして僕の活動に助けられたと言ってくれる人の数が増えていきました。

 

僕はこれを「ブログ最高!」という簡単な言葉で終わらせたいのではなく、

「表現の多種多様性」を知った、という言葉で表したいと思います。

 

というのも、これまで音楽を作って聴かせるという表現しかしていなかった僕にとって、

英語は「海外で生活するため」のものだったし、

デザインは「生計を立てるためのもの」でした。

 

それが、

「僕はこうやって英語を習得した」

「僕はこうやってデザインで仕事をするようになった」

という「過程」を、自分なりの言葉で伝えることも「表現」になると知ったのです。

 

そしてむしろ、その「表現」の方が、ただ好きでやっていた音楽としての表現よりも、大きな影響力を持ったことを実感しました。

もちろん音楽には音楽にしかできない届き方があるので、これからまた始めたいと思っていますし、そんな「好きなこと」しかしていなかったPENs+の音楽を聴き続けてくれた方への感謝は止まりません。

 

でも、「かっこいい作品創る」しか頭になかった僕は、「かっこいい作品で、さらに人を幸せにする」という新しい観点を持ち、制作に向き合えるようになりました。

 

 

今、思うこと

「人を楽しませる」方法は様々ですが、

僕は、「自分にしかできない表現活動と、それに真剣に向き合う姿勢」によって人を幸せにしたい。と今は思います。

 

例えば、誰かを鼓舞したいとき、一番初めに思いつくのが「頑張って」という言葉をかけることです。

 

でも、僕は、「どう考えても、めちゃくちゃ頑張らないとこれを生み出すことはできない」という作品を創り、それに取り組む姿勢を示すことで、「頑張る」を表現したいのです。

 

 

直近の活動でいうと、僕は「英語日記マガジン」と題した企画をInstagramにて毎日やっているのですが、

内容は

「日頃、英語ライティングの練習として書いている英語日記を雑誌の1ページ風に毎日1つデザインして、投稿していく」というモノ。

これは、英語とデザイン力を同時に向上させていく練習として僕が自分に課したタスクです。

 

1.まずは日本語で、伝えたい思想や、その日起きたことの日記を書く

2.自力で英語に翻訳。このとき、なるべく今までの自分が使ってこなかったけど、これから使えるようになりたいフレーズなどを組み込む

3.そしてそれをオンライン英会話で添削してもらい、英文完成

4.次に、その内容に見合ったイラストを描く。もともと絵が描けたわけではないので、今伸ばしたいもののなかでは正直一番苦手なスキル。だからこそ、毎日描く

5.そしてそれらをレイアウトして、「マガジン」のように見やすくデザインする

 

こんな流れです。

似たようなことは昔からやっていたのですが、こんな練習過程を人に見せるなんて恥ずかしい、という感情が圧倒的に勝っていたので、特に人に見せることはありませんでした。

 

でも、今は、この「過程」をリアルタイムで示すことも「表現」である。そしてこれは、「頑張って」という言葉よりも強い「頑張って」になり、多くの人を同時に鼓舞できるのではないかと信じ、公開しています。

 

未だに公開ボタンを押す前には深呼吸をします。思想や活動を人に晒す恥ずかしさが常にあります。

 

でも、これこそが、僕が理想とする

「自分にしかできない表現活動と、それに真剣に向き合う姿勢によって人を幸せにする」

ということだと思って、毎日やっています。

 

今年に入ってからは、毎日その日のデザインのグッズを1点だけ作り、オンライン通販で販売することで、実際に想いを手にとって、身につけて楽しむこともできる、という要素も付け加えました。

 

 

すると、思いもよらず「この日誕生日なんです!最高のプレゼントになりました!」と買ってくれる人が本当に多くて、こんな形でお祝いできることを光栄に思い、本当に実行に移してよかった、と早くも思っています。

 

 

 

最後に

長くなりましたが、僕が表現を続ける理由は、

 

まずは「人を楽しませたい、励ましたい」ということ。

そして、「楽しませ方にこんな多様な方法があると示すことで、その過程自体が誰かを励ませる」と信じていること。

 

 

「表現」、つまり「作品」には、絶対に、ドラマがあります。

このドラマは、「頑張って」という言葉を超える「頑張って」になると信じています。

 

そして、あまり偉そうに聞こえたら申し訳ないのですが、「直接会う/見る」こともまた、なにかを始める大きなきっかけになると思い、

今一番懸命に取り組んでいる「英語日記マガジン」の実物展示と称して新井リオ初のデザインエキシビジョンを、2月3日~2月11日で、東京にて行います。

 

多くの人に来ていただきたいので、入場は無料です。

  • 「英語日記マガジン」作品展示

だけでなく、

  • カナダに住んでいた頃の写真をメッセージ付きで解説した展示

また、

  • 僕が用意した数パターンのデザインの中で、色や素材などを自分の好きなようにカスタマイズしたグッズをその場で1点作れるワークショップ

も開催します。

あとPENs+新グッズと2018カレンダーも販売します。

 

そして、週末の夜(2/3土、2/4日、2/10土、2/11日)は、20:00 ~ 21:30で、トーク&ライブショーも行います。

トーク内容は、

  • 僕の近況報告と今後のプラン
  • フリーランスデザイナーになった経緯
  • 独学英語勉強法のヒント
  • 海外でフリーランス生活の経験談

など、なるべく実用的、実践的で、これからの皆さんの人生のヒントになるようなことを話そうと思っています。

 

こちらはチケット2000円になりますが、価格以上の内容にしますので、よかったら来てください。

(各日20名限定です。『PENs+SHOP』よりご購入できます。)

 

昨日発表しましたが、思ったより反応が薄く(感じるだけかもしれませんが)、おじけづいております。

ふるってご参加ください。僕は怖くありません。

 

 

『arairio DESIGN exhibition & WORKSHOP』

■ 期間:2/3~2/11(2/7はお休み)

■ 場所:東京 新代田yacht(代田4-10-24)

■ 時間:13:00~20:00(新井は基本的にずっと居ます)

■ 入場:無料

■ トークショー&ソロライブ:

・2/3(土)20:00 ~ 21:30

・2/4(日)20:00 ~ 21:30

・2/10(土)20:00 ~ 21:30

・2/11(日)20:00 ~ 21:30

各日20名限定。

 

何かが変わる日になれば、と思います。

 

チケットはこちらから。

 

 

なるべくお早めにご購入し、新井の精神を安定させてもらえると非常に光栄です。

 

こういうの初めての方も大歓迎。

お待ちしています。ではでは~

 

 

 

 

 

 

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