バンド活動再開の経緯、というかほぼ自分の歴史のような話

   

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発表の通り、
自分がボーカルをしているバンドPENs+が、

6/1(土)、東京 新代田FEVERワンマンライブで3年ぶりに活動を再開します。

長くなりますが、個人的な、再開に至る経緯、というかほぼ自分の歴史みたいなこと、話してみます。

 

***

たぶん、今の僕のフォロワーの半分以上がPENs+のこと、知らないと思う

なぜなら3年前、バンド休止時点でのSNSのフォロワー数は合わせて4000人くらいで、音楽に限っては、それ以降表立った活動をしていない

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2016年3月。

PENs+ラストライブの5日後からカナダに渡り、そこから1年半住んだ

音楽やめたときは、もうステージ立つとか人前に出るとかないかなーと思ったし、乗り気ではないが就職も考えた

SNSもあまり更新しなくなった

 

2017年2月。

休止から1年が経ち、一時帰国のタイミングで、1日だけ、下北沢でライブをした。

ありがたいことにチケットは即完で、いまだに人が集まってくれたことに感激した

 

そのライブの終演後、物販のテーブルで、あるお客さんが話しかけてくれた

内容は、音楽には関係のないことだった

「自分は英語を話せるようになり、海外に行きたい、という夢があるのですが、家にお金もなく、親も大学を休学することには反対で、どうしていいかわかりません」

なるほど、すごく親近感。
なぜなら、それらは全て僕がこの3年間で悩み尽くし、もがき、自分なりに答えを導き、解決してきたトピックだったからだ。

僕は自分の経験をもとに、こんな返事をした。

英語が話せるようになるために必要なのは、数百万円の資金ではなく、「既にある素材をどう活かせるか考える力」とそれを「やり抜く実行力」であり、勉強は今からでも始められること。

そして

親には常に感謝の気持ちは持ちつつも、「いち人間同士の関係」という意味では友達や先生と全く同じで、たまに意見がぶつかったり、嫌いになってしまってもいいこと。

たとえ衝突が生まれても、「他人の理想」より「自分の渇望」を優先した方が「幸せ」であり、後に続く後悔が生まれないこと。

そして、その「幸せ」に気づくのには大抵時間がかかるが、だからこそ、迷ったときは自分のピュアな意思を優先し続けるべきであること。

もっと柔らかい言い回しだったが、こんなことを伝えた。
するとその方は、涙を流し感謝を伝えてくれた。
「今日、本当に来て良かった」と、言ってくれた

 

そのとき自分は気づいたのだ、

自分は楽曲を作りライブをすることでしか人を励ませないと思っていたが、

もっとシンプルに、「経験」を「ことば」にして伝えるだけでも、充分に人を感動させることができることに。

 

その後すぐカナダに戻ったが、あの感触が忘れられなかった

「ことば」×「伝える」か、

恥ずかしさもあったが、僕は「ブログ」を始める決意をした

音楽はやめてしまったけど、今の自分にできる表現活動で社会に貢献したいと思った

 

まずは、何を書こう。
自分が話せるトピックの中で一番幸せにできる人の数が多いのはおそらく「独学英語学習」かなと思い、3年間の勉強過程を綴る記事を書いた

バンド活動と並行し、19歳の頃から独学で英語学習をしていた
実際にそのときはカナダでデザイナーとして働いていたし、なにか有益なことが書ける気がした

 

その記事はみるみる拡散され、公開から2年が経つが、
現在も「英語  勉強」のキーワードでGoogle検索1位表示されるほど、多くの人に読まれるようになった。

無数の専業ブロガーが存在する中でこの結果は、「奇跡が起きているに等しい」と、その道に詳しい友人が教えてくれた

 

音楽以外でも、奇跡は起こせるのか。
発見であった。

 

しかし、葛藤も、あった。

先日までバンドマンとしてステージに立っていた人間が、突如、「英語学習のブログ」を始めるなんて、昔の同業者からすればすげぇダサいことであり、実際に陰でそう言われているという噂が耳に入ってきた

これはすこし、悲しいことであった

 

バンドマンは「音楽」で人を幸せにしようとする人のことだ

自分は今その対象を「英語学習」に変えただけで、「人を幸せにしたい」と思う終着点で考えれば仲間ではないのか、と思った

 

やはり「界隈」のようなものが生まれると、その中では切磋琢磨と同時に、妬み合いや蔑み合い起こる場合がある

 

自分が弱い人間だからだと思うが、僕は“競争”の類がほんとうに苦手、というか、「こわい」を感じる。

自分は好きでやっているだけなのに、「勝つから」とか「まだまだじゃん」とか言われるの、こわいのだ

ちがう、そうじゃない、って感じなのだ

だれも否定したくないし、だれにも否定されたくないのだ

 

そして僕はこの時から「何かに属する」という行為をやめた。基本的には自分で自分を生き、必要な時に手を差し伸べあう人間関係を理想とした

 

 

こうして、新しい武器 (界隈がなく、競争する必要がない=他に同じことをやっている人が存在しないジャンル) である「英語×デザイン」を掘り出した自分は、

この掛け合わせによって生み出すことのできる様々な活動を始めた。

 

毎日、「英語日記マガジン」と題したイラストつきの英語日記をInstagramで公開したり↓

 

 

使える英語フレーズを雑誌風にまとめあげた「英語フレーズマガジン」を作った↓

 

 

結果、書籍出版のお話までいただいた。

もうすぐ、左右社より初の著書『英語×アイデア=僕』が世に出版される。

(おそらく5月刊行。今、最後の直しをしています)

 

 

こういった「英語×デザイン」の活動により、現在、SNSのフォロワーは合わせて2万人を超えた。

こんな自分の活動に共感してくれる、優しい(ほんとうに優しいとおもう)心を持った方が数多くいることを知った

そして、こんな自分でも未だに連絡を取り、活動内容こそ違うがリスペクトしてくれるバンド時代の友人もちゃんと存在することに気づいた

 

「自分の素を生きる」とは、こんなに素敵なことだったのか

 

そんな素のおれが、去年から再び抱き始めた感情がある

それは、「音楽がやりたい」という気持ちだ

 

時間はかかってしまったが「デザイン」と「英語」で生計が立つようになった自分が次に考えたことは、「音楽」だった。

 

自分は今、お金とか、売れるとか、そんなことは何も考えず、純粋に好きな音楽を追求することができる。

なんか、おれは、まさに、こうやって音楽がしたかったんだと思う

 

「自分がかっこいいと思う音を追求し、それに共感してくれる人が増えたら幸せである」

これが僕の音楽活動であり、(もちろん売れるのは嬉しいが、)「売れる」とか「稼げる」とかは、優先順位としては低い。

デザインではある程度「生計を立てる」ことを考えているが、音楽にはそれを求めていないのだ

 

「音楽」は、自分が一番ピュアに保っていたい対象なのだ

 

そして今、ついに、そのスタンスで音楽ができようとしている

今、生まれてから一番音楽が好きかもしれない

他の表現活動で生計を立ててしまい、なんのギスギスも持ち込まずに音楽をやる。

「こんな正解の形が、あったのか」と、おもっている

 

(誤解を招かないように話しますが、音楽で生計を立てようと努力している人のことは、むしろ尊敬します。なぜなら、それは「僕にはできなかった道」だからです。みんなが、それぞれに異なる理想を追い求めている、そういうことだと思います。そして、理想と現実の差に直面した時、「諦める」ではなく「叶えようと努力する」を選ぶ人を、僕は魅力的な人間だと感じます)

 

 

話を戻します。

去年後半、約3年ぶりに久しぶりにバンドメンバーで集まり、ドラムに新メンバーの丞くんを迎え、スタジオに入り始めた。

そして、2019年6月1日(土)、3年前に活動休止ライブをした新代田FEVERで、活動”再開”することを決めた

 

正直、昔のように毎月ライブをやって、地方にもまわって、というスタイルには戻らないと思う。

繰り返すが自分は音楽にお金を求めていないし、

実は来年から、再び海外に住む予定で(今回は、たぶん、かなり長い。永住するかもしれない。)、

今後の活動は、おそらく、一時帰国のときにライブをする(年数回)くらいになりそうなのだ

 

今年も何回ライブできるかわからないので、6月1日のライブには是非来ていただきたいな、と思う

 

今までファンでいてくださった方はもちろん、デザインとか英語で僕を知ってくれた方にも、とても、来てほしい

やっぱり音楽のパワーってすごくて、自分が「英語×デザイン」の発信活動でカバーしきれなかった部分を担ってくれると思うのだ。

 

あと、単純に、「英語 勉強」の検索で知った人が、実はバンドをやっていて、その音楽が素敵だった、みたいな出来事が起こるのだとしたら、それは素敵すぎることだとおもうから。だから、YouTubeに載ってる曲とか、すこしでも惹かれたら、是非きてほしいです。

 

新曲も作った。というか、数日前にできたのだけど。今メンバーに頑張ってフレーズを考えてもらっている。

再来週にレコーディングがあるのだ!ということは、つまり、新しい音源を出すのだ!

 

とても、いい曲ができたと、おもっている。これまでのPENs+のいいとこ全部つめこんだ、みたいな曲になった。

たのしみにしていてください。

 

 

じゃあ、長い文章読んでくれてありがとうございました。

 

6/1のライブに来てくださる方は、お会いできるのを楽しみにしています。

チケットは、4/4(木)12:00〜 e+で購入できるということです。是非。

 

多分、ぼくけっこう大人になりました。3年も経ったからね。

成長した姿を見てくれる人がいること光栄に思います。

 

 

 

 

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コメント

  1. yuki より:

    はじめまして。
    現在大学生で1年間交換留学している者です。あと残り2ヶ月ですが、こちらの記事をいくつか読んでいて、せっかく留学させてもらっているのだから、もっと努力しなければ…もっと死ぬ気で勉強しなければ…、と強く思い、心にグッとくるものがありました…。また、私は高校生の頃にバンドをやっていたのですが、当時Pens+さんの名前を聴いたことがあったので、とてもびっくりしています。(英語学習の検索で来たので)自分自身も、小さい頃から夢見てほんの少しですが音楽活動をやってきたので、おこがましいけれど、(比べ物にはならないけれど)葛藤など少し共感できました。音楽で有名になるとか、生計立てられるとかもちろんそういうのもすばらしいけれど、それだけじゃなくて。自分は音楽が大好きだからやってる、楽しいからやってる、ただそれだけで幸せなことだなと、思います。そして、私も「自分の素を生きる」人生にしたいと思いました。長くなりすみません。今後も、投稿たのしみにしております。(^^)

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