1番好きだったアメリカのバンドからデザイン依頼が来るまでの軌跡(奇跡)

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どうも、カナダ在住、グラフィックデザイナーでバンドマンの新井リオ(@_arairio)です。

デザイナーとして仕事を始めてから3年ほど経ち、去年からは外国人のクライアントからも仕事をもらえるようになりました。

そして、1つの奇跡が起こります。

それは、『一番好きだったアメリカのアーティストから、グッズ制作の依頼がきたこと。』

それまでは勿論なんの繋がりもありませんでした。

アメリカなんて行ったこともない、海外に興味すらなかった高校生の頃から聴いていた、大好きなSo Much Lightというアーティスト。

最近のおすすめは?という問いに「So Much Lightかな。」と大学在学中の4年間言い続け、「きみの”最近”の感覚どうなってんの」と友達に言われたことがあります。

そのくらい好きだったアーティストのデザインを、去年末から今年にかけて担当することができました。 今日はそんな奇跡が起こるまでの軌跡の話…

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きっかけはいつも有賀

高校3年生、受験期に、主にアメリカのインディーズ ”リバイバルエモ” という相当コアなジャンルに、親友でありバンドメンバーの有賀がドハマりし、彼から送られてくるオススメを聴きあさり僕もその沼へとどっぷり浸かっていきました。。

それまではthe cabsやcinema staffなど、日本の残響系ポストロックの虜でした。

ビートルズとアクモンというメジャーどころ以外あまり洋楽を聴かなかった僕にとって、”外人の作り出すインディーズミュージック”というだけでとても新鮮だったのを覚えています。

特にAlgernon Cadwalladerなんてもう僕の思春期構成バンド。大学受験会場へ行くときの応援ソングでした。

有賀のおすすめプレイリストはほとんど宝箱のような感じで、聴くバンド聴くバンドあまりに良くて、「アメリカやばいな」と、その頃からアメリカ全土に対するリスペクトが生まれました。

そんな中、アルファベット順のプレイリストが後半にさしかかり、

「So Much Light」

というソローアティストを聴きました。

「なんだこれは!!」

まず、歌が上手い、メロディがめちゃくちゃ良くて切ない、そしてギターのフレーズがありえないほど複雑。

ソロと聞いていたけど音源自体はドラムありのバンドサウンドだったこともあり、またこんな複雑なフレーズ弾きながら歌うことは現実的に不可能なので、「何者なんだ!」とその正体が気になりました。

すぐにYoutubeを開き、「So Much Light」で検索 そして僕が初めて見た”動くSo Much Light”がこちら。

「弾きながら歌ってるーーーーーー!!!」

ありえないことが起きているんですよこの動画の中で。

歌わずとも弾けませんよ僕はこのフレーズ。

それまでとにかくごちゃごちゃしているバンドサウンドが好きだった僕にとって、このギターのごちゃごちゃ感を残しつつアコギの切ない良さとグッドメロディを融合させているSo Much Lightの音楽は本当に衝撃でした。

 

大学生活=So Much Light

営業時間は深夜1時まで。夜22時以降全品10%オフ。店番は1人、しかも店番中なんでも好きな音楽を流して良いという、ちょっと、いやかなり変わった学芸大学駅にある”古着屋”で、僕は3年間バイトをしていました。

濃すぎるのでこの古着屋のことはまた別記事で書きますが、簡潔にいうと僕は週2~3回、1日7時間、好きな音楽を聴き続けながら仕事ができたわけですね。

そこでもうSo Much Lightの日々です。この再生回数。

毎日1曲聴いたとしても10年以上かかる再生回数。

世界で一番So Much Lightの曲を聴いている人間な気がします。

ほんと、息をするように聴いていたと思います。飽きないんですよねえ。

僕が海外(特にアメリカ)と音楽を同時にこれだけ好きになったのは、彼の影響が大きいと思います。 僕の大学時代のテーマソングは確実にSo Much Lightでした。

Instagram事件

そんなある日So Much LightがInstagramをやっていることを嗅ぎつけ、「生きたSo Much Light」を感じられる!ということですぐにフォローをしました。

若干おっかけです。

すると、なんとその数日後にSo Much Lightからのフォローバックが

いや”誤フォロー”の存在くらい僕もわきまえておりましたが、 もう正とか誤とかでもなんでもいいですよこの際。

街ゆく人々に「今日もありがとう」と言いながら1万円ずつ配って歩きたい気分でした。

それからしばらく経った2016年の夏。

僕はInstagramをデザイン用アカウントに切り替え、今まで仕事でやらせてもらったデザインなどを載せていました。

そんな中、ある投稿のイイネに「@somuchlight」の文字が

目を疑うとはこのことといった感じで、最初は信じられませんでした。

が、誤フォローに誤イイネまではないだろうということで、「So Much Lightが僕という人間を認知した」ことはほぼ確定。

すぐに僕は図々しくも「So Much Lightからイイネがきた!」とインスタで投稿。

するとSo Much Lightから

「君のデザイン好きだよ!」

とのコメントが。。。

—–

本田圭佑が自身の取材本の中で、2010年、南アフリカW杯でフリーキックを決めた後

「いるのよ、神様って。頑張っているとプレゼントしてくれるんですよ。だから面白いよね。」

という素敵な名言を残しています。

—–

本田圭佑風にいうと、このSo Much Lightからの言葉は確実に「神様からのプレゼント」でした。

 

ついに本人から依頼が

その後So Much Light本人が僕にDMをくれ、「前からデザイン見てたけどすごく好きだよ!何か一緒にできたらいいね」 と言ってくれました。

本当に嬉しくてたまりませんでした。

そして、英語を勉強していてよかった。

返信が「Hello, Thank you very much!」では今後繋がるものも繋がりません。

これはもうチャンスです。

僕は「そしたらとりあえずイラスト描いてみる!」と伝え、 頼まれてないのに勝手に色々描いたり、写真と合わせてデザインして、本人に見せるようになりました。

するとこれをとても気に入ってくれたみたいで、本人のInstagramで僕のこと、また僕のバンドPENs+のことを紹介してくれるように。。

そして2017年に入り、

ついに正式なグッズ制作のオファーがきました。

僕の人生における好きなもの三本柱は、 『音楽』『デザイン』『海外(英語)』です。

僕が今やっている活動や仕事はすべてこの3つに関わることなのですが、 これらが見事に繋がった瞬間でした。

「そうそう、俺はこれがやりたかったんだ!!」 と。胸がワクワクしました。まさに心が踊るという感じでした。

公式グッズの完成

そして、本人と連絡を取り合いながら公式グッズが完成。

「本人と連絡を取り合いながら」って普通に言っていますが、

僕、3年前まで英語もデザインも”始めてすら”いない、ただの音楽好き将来特に考えてない系大学生でしたから。

こんなこと起きるのですねえ。。

そして、なんと来月頭、カリフォルニア拠点のSo Much Lightがアメリカ東海岸(NY、Chicago)までツアーに来ることが決まり…

僕の住むカナダのMontrealからバスで10時間くらいなので、余裕で行ってきます。

日本から飛行機で10時間+航空券10万をかけて見に行くことを考えると、バスで1万円以下でアメリカに行けちゃうのはカナダに住む強みだと思います。

メールでやり取りはしてきましたが、実はまだ本人に直接会ったことはありません。

ちゃんと話せるかなあ。

ライブから帰ってきたらまた記事書きますね。

 

“自分から動く”ことが大事

晴れて「1番好きだったアメリカのアーティスト」と、公式グッズのデザインという形で関わることができました。

もうラッキー。

とにかくラッキーなのですが、

ある程度、「ここだ!というポイントで自分からアピール」したのが効いていたのだと思います。

自分から動いたポイント

◾️イイネがきたときに「So Much Lightからイイネがきた!」と英語で投稿した

◾️「なにか一緒にやろう」と言われた時点で、自分からデザインを作って本人に送った

“なんとなく連絡を待っているだけじゃ仕事は来ません”

本人も、「好き!」と言われて嬉しくないわけはないと思うので、「とにかく好きで、なにか一緒にやりたい」というのを自分から積極的に伝えたことで、この夢が叶ったのかなと思います。

 

おわりに

とまあ色々語ってきましたが、

一番大事なのは

「とにかく”これが好きだ!”という強い気持ちを持ち続けた」

ということかなと思います。

生きていて、基本的に物事が全て上手くいく、なんてありえないです。

僕もやりたいことの分だけ悩んでいます。

なんでこんなに自分だけ辛い思いしなきゃいけないんだろう、と落ち込みます。

大変な部分こそ表に出しにくいので、1人で悩み…ほぼ自分との戦いです。

それでも諦めず、日々の練習に励む。

どうにか改善する方法がないか探す。

不満を口にした結果その問題が解決した!という人は見たことがありませんが、

そんな状況でもいつか報われるのを夢見て努力し続け、自分の力で困難を乗り越えていった人なら知っています。

じゃなきゃ人生不公平すぎるでしょ。

頑張る人は報われると信じています。

今回のSo Much Lightの件みたいな、生きているとたまに起こるご褒美に感謝しつつ、今日も頑張ります。

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あ!最後に、 So Much Lightの中で僕の一番好きな曲をどうぞ。

ではまた~

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