カナダワーホリ留学1年半、デザイナーの僕は英語力がどれ程伸びたのか
新井リオです。今日は、英語の話です。
英語を真面目に勉強し始めてからは3年ほどです。その前までは本当に話せなかったです。
今日は、かなりしっかりと自分の英語力を自己分析してみるので、これから英語学習を始める方の参考になれば、と思います。
“英語力自己分析スコア”
ネイティブが100点だとした時の、僕の “英語力自己分析スコア履歴” を書いてみました。
18~19歳のとき(2013年)
- 英語に興味すらない
→10点
分析:
まだ英語に興味すらなく、受験で培った英語力のみでした。別に得意教科というわけでもなかったので、大学入学時に受けたTOEICは440点くらいだったと思います。
大学1年生の夏休みに初めてアメリカからの来日バンドと共演し、なんとなく海外へ憧れを抱くようになります。
19~20歳のとき(2014年)
- 海外に興味を持ってバックパッカーを始める
→20点
分析:
前年のアメリカのバンドの影響もあり、「海外志向」が生まれ始めます。“行動が早い” のだけが取り柄で、早速2014年の3月(大学の春休み)に、1ヶ月のフィリピン留学に行きます。
また、7月(夏休み)には、アメリカへ、初の1人バックパッカー旅へ。
この頃とくべつ英語は勉強していませんでしたが、こういった実践で、簡単な英会話には少しずつ慣れていきました。でも、ネイティブが会話で頻繁に使う「actually」「kind of」の意味も全くわからないくらいのレベルでした。
20~21歳のとき(2015年)
- 日本でDMM英会話をスタート
→30点
分析:
すっかり1人で海外に行くのにはまってしまった僕は、2015年2月の丸々1ヶ月、ヨーロッパ5カ国1人旅へ行きます。イギリスでの入国審査にひっかかっておばちゃんにめちゃ怒られたり、フランスで財布を盗まれたり、正直、大変な思い出の方が多かったのがこの旅。
帰国後、2015年3月に、ついにDMM英会話をスタート。理由は、3ヶ月後の6月にバンドでカナダツアーが決まっていたから。
これで英語勉強に火がつき、めちゃくちゃ勉強します。
本当に真面目に英語勉強を始めたのは、このあたりから。なんか、振り返ってみると最近ですね。
DMM英会話は確実に僕の英語力を上げてくれて、日本にいながら1年間続けたら、ネイティブの友達に「海外で生活したことがないのは信じられない」と言ってもらえるくらい、とりあえずシンプルな英会話はできるようになりました。
21~22歳(2016年)
- 英語の “使い方” のコツを得る
→50点
分析:
カナダ生活スタート。日本蓄積した英語力を信じ、語学学校には通わず、DMM英会話をとにかく続けました。(1日3レッスンに増やした)
加えてカナダ人の友人と頻繁に遊び、この年の後半からは現地でデザインの仕事を通してリアルな英語に触れるようになります。
ぜんっぜんわからない英語は出てきますが、(英語を “話す” のではなくて)「自分のデザインというスキルを助長させる/サポートする」イメージで英語を “使う” ことで、「実践的な英語とはこういうことか」と思うようになります。
「完璧に話せなくてもいいや」とふっきれたことで、逆にコミュニケーション力が上がったのがこの頃。
22~23歳(現在)
- カナダで生活しつつ、DMM英会話を続ける
→65点
分析:
カナダ生活も、もうすぐ1年半。かなり慣れました。正直まだまだわからない単語に出会いまくるし、会話をしていて「速くて聞き取れない」瞬間もたくさんあります。映画も、ジャンルによりますが、まず英音声だけでは厳しく、まだまだ英字幕も絶対に必要なレベル。(それでも100%の理解には程遠い!)
でも、実生活での1対1の会話ならかなりスムーズにできるようになりました。「聞き返してゆっくり言い直してもらったらだいたいわかる」という精神的な心の安心というか、海外に来た当初のような「わからないことがこわい」みたいな感情はなくなりました。
これが、かなり大きいかな~。
純粋な英語レベルももちろん大事なんだけど、
「外国人相手に英語を話すメンタル」の方が、意外と大事だったりして。
それに気づけたし、実際にそのメンタルが養われました。
考察
90~95点が、通訳・翻訳を職にする人のイメージ。
個人的に、20代のうちに70点くらいいけば、「英語力」に関して、僕はもう満足すると思います。
僕、前提として、ネイティブみたいになるのは無理だと思っているんですよね。
「ただ完璧な英語を話す」ことにはそこまで魅力を感じていなくて、代わりに
「そこそこの英語力をどう実践的に使うか」
にとにかくフォーカスしています。
だから僕は今、カナダでデザイナー/ミュージシャンをやっているかなあ。
これは自分に対するチャレンジなのです。
英語は結局言語であり何かを表現するツールなので、そのレベルに合った「できること」がそれぞれある、というイメージ。
僕は、僕自身が使わないであろう単語・表現・例文をまず覚えるのはやめて、自分にとって効率的で実用的な英語だけを身につけることに尽力しました。
で、これからもっと英語がうまく話せるようになれば、そのレベルに見合った仕事やあらたなチャレンジが付いてくると思っています。
うん、だから今日も勉強します。
では~
ぼくの英語勉強法