【1年で75万円】カナダワーホリ、だれよりも費用が安かった僕の留学
2016年3月から、カナダのトロント/モントリオールに渡りました。観光ビザとワーキングホリデービザを使い、現在1年が経過しました。
僕は、
今までカナダに留学をした日本人史上、誰よりも費用が安かった
のではないかと、本気で思っています。
普通、語学留学は、飛行機代、生活費、学費、ホームステイ・寮の費用を合わせて、1年間で、平均200~300万円はかかると言われています。
留学に興味を持ち、今このページを読んでくれている方も、そのくらいは覚悟しているのではないでしょうか。
僕の1年間のカナダ留学費用
僕が海外に興味を持ち始めたのは大学1年生の頃。「留学がしたい!」と思い色々と調べましたが、あまりの高額さにその夢を諦めかけました。
でも、「どうしても海外に長期で住んでみたい」という気持ちが収まることはなく、どうにか低予算でしっかり英語力を伸ばしながらも、海外に長期で住み仕事をする方法を考えました。そして試行錯誤した結果、自分でもびっくりするくらいの低予算で、充実したカナダ生活を送ることができました。
僕の1年間でかかった費用は、
75万円!!
(飛行機、保険、家賃、生活費、スマホ代 全て込み)
です。
本当に全て込みです。また、現地で稼いだ金額は足していません。それを合わせたら、数十万円プラスになっています。留学して黒字になりました。
ちゃんと英語力も上がりましたし、様々な仕事・経験を得ることもできました。これはたくさんのラッキーが重なった結果でもあるので、全ての人がこの費用でいけるとは限りませんが、僕がこの記事で何よりも提示したいのは、
「留学と言ったらこう、という常識を疑うこと」です。
「お金がない」という理由だけで、本来叶えたい海外への夢を断念してしまう人を見ると、本当にもどかしい気持ちになります。僕もお金がある家庭ではなかったので気持ちがわかります。
この記事が少しでもみなさんのワーホリ・海外留学のヒントになれば嬉しいです。
費用を抑えるコツ
なぜこんなに費用を抑えた留学ができたか。
ポイントは一つ。
「基本的に全部自分でやる。」
これを徹底しました。
僕は留学エージェントを一切通していません。ホームステイをしていません。語学学校に通っていません。
この留学方法にたどり着くまでに時間はかかりましたが、その集大成をこの記事にまとめます。
費用内訳
《 僕のカナダ生活1年間の費用 (2016) 》
航空券:18万円
保険:4万円
家賃:7万円
食費:30万
スマホ代:2万
交通費:2万
オンライン英会話:9万円
カフェ代:5万合計:75万円
つっこみたいところがたくさんあるかもしれませんが、今から説明していきます。
(ちなみに僕がいた2016年は円高で、$1カナダドル=78円~83円前後と、かなりグッドタイミングでした!2017年4月現在も$1カナダドル=80円前後と安めです。)
航空券:18万円
僕は1年間のオープンチケットを購入しました。まず観光ビザで入り、6ヶ月後にワーキングホリデービザに切り替えるプランだったので、帰る日程が予測できませんでした。しかし観光ビザで入国する場合は、「6ヶ月以内にカナダから出国するチケット」がないと入国できません。
そこでオープンチケット(帰国日が変更できるチケット)です。
オープンチケットでは、
仮の帰国日(6ヶ月以内の日付)で購入し、現地に着いてから本当の帰国日(1年後)に変更することができます。
こちらは実際の明細。(9/15 木 が仮の帰国日です)
時期によって値段の変動はあるかと思いますが、僕は18万400円でした。
① 航空券のコツ
帰国日変更に対応しているオープンチケットを買う!
保険:4万円
保険料は、一般的な方法で日本の海外旅行業者に頼んでしまうと、1年で10万〜20万円ほどします。でもこれ、ちょっと高すぎますよね。常識をどんどん疑っていきます。
僕は カナダ現地の保険会社 “Allianz Global Assistance”と契約しました。
現地会社に頼めば、1日=$1.66カナダドル(140円ほど)で申し込めちゃいます。しかもこれ、Bridges International Insurance Serviceという代理サイトから日本語で申し込めるのでとても簡単。ただこれだけで終わりではありません。
もう一つ裏技があります。
裏技:クレカの無料海外保険
それは、
最初の3ヶ月はクレジットカードの海外旅行付帯保険を使うこと!
これは穴場です。なんといっても、クレカ保険は入会費も年会費も保険料も無料です。
何社か比較しましたが、特に補償内容が良く、僕が契約したのはエポスカードです。
(EPOSカード公式サイトより)
海外にこのカードを持って行くだけで、“自動で90日間(3ヶ月)” の海外旅行保険がつきます。
現地で病気になっても治療補償が270万まで、モノを盗まれても盗難補償が20万円までついています。無料でこの補償内容は素晴らしいと思います。
盗難時の備えとしてもクレカは2~3枚持って行った方がいいので、すでに今他のカードを持っている方も、EPOSカード作っておいた方がいいです。学生でまだカード持っていない人は、初クレジットカードはこれでいいと思います。学生でも簡単に作れます。審査も通りやすい。
・入会費、年会費、全てタダ
・3ヶ月無料の保険がついてくる
・クレカとして普通に使える
最高すぎます。留学ではなく普通の海外旅行でも使えるのでおすすめです。(なんと毎旅行ごとに3ヶ月間の無料保険が自動でつきます)
(無料で作れます)
これによって、
3ヶ月分の保険料(約1万5000円)が浮きます。
ということで、
1年間の保険料の内訳
3ヶ月のクレカ保険(無料) + 残り9ヶ月の現地保険($1.66 × 275日=$456.5)
=日本円で約4万円 になります。
何も知らなければ年10万〜20万の保険料を払っていたかもしれません。情報とは武器だなと改めて思います。
② 保険料のコツ
・最初の3ヶ月は、エポスカードの海外旅行付帯保険を使う
・その後はカナダ現地の保険に入る(1日単位で申し込める!)
家賃:7万円
“留学するならまずはホームステイ”…..?
これも疑っていきます。
ホームステイは、素敵な家庭に巡り合えればもちろんいいのですが、悲しいことに「そうではない」可能性もあります。(ご飯がおいしくない、ビジネスでやっているので関わりが全く生まれない、部屋が汚い等)実際、僕の周りでホームステイ先の環境に我慢しながら住んだり、辛くなってすぐに出てしまう人がかなりいました。
こういった可能性がある中で、ホームステイの相場はカナダだとだいたい月10万円〜。お金がなかった自分のような人間にはちょっとリスキーでした。
そこで僕は、シェアハウスに住むことを決めました。
シェアハウスの良さ
シェアハウスなら自分で足を運んで、ルームメイト、部屋の雰囲気を見てから決めることができます。
おすすめの方法は、
1. まずは知り合いの家 or 現地のホステルに1~2週間泊まる
現地に知り合いのいない人は、ホステルを日本で予約してから旅立ちましょう。airbnbでもいいです。そしてその滞在期間に家を探します。
2. Craigslistを使ってシェアハウスを探す
Craigslist(クレイグスリスト)は、なんでもあるメルカリと言うとわかりやすいかなと。
カナダではめちゃくちゃ普及していて、シェアハウスは基本的にこれで探します。(またはKijiji。仕組みはほぼ同じ。)現地の人はみんな使っているので掲載もたくさんあって、正直カナダの主要都市であれば選び放題です。すぐに見つかると思います。
シェアハウスの良さは、何と言っても、楽しい!僕は今までカナダ人、フランス人、スウェーデン人、ドイツ人、韓国人と住みましたが、
・同年代の現地の友達ができやすい
・英語を毎日使ってコミュニケーションが取れる
・相手の国の文化を知れる
そして
・家具や生活必需品が既に揃っている
・門限もなく、気を使う必要がない
・ダウンタウンの立地がいい物件も、比較的安い。
(基本的にホームステイは都心部からかなり遠いです!)
と、本当にいいことづくし。
ちなみに僕は、住む場所に関してとてもラッキーでした。色々あって現地の友人の家に居候させてもらったりしたので、1年間を通し、家賃はシェアハウスに住んでいた2ヶ月間しか払っていません。
しかもそのシェアハウス(モントリオール)の家賃は 月$400カナダドル(約3万5千円)。2ヶ月で7万円でした。
居候はだれにでもある選択肢ではないと思いますが、
ホームステイではなく”シェアハウス”に住むなら誰にでもできます。すごくお勧め。
・ホームステイの相場:月8万~10万円
・シェアハウスの相場:月4万~5万円
半額です。
1年単位でみたら60万円くらい浮きますね。
③ 家探しのコツ
・ホームステイではなく、最初からシェアハウスに住む!
食費:30万円
次は食費です。ポイントは1つ、自炊です。とにかく自炊。
日本と違い、カナダは外食が高いです。トロントもバンクーバーもモントリオールも、Tax約12~15% + チップ15%で、外食すると表記の約30%増しです。
ランチ1500円、ディナー2000~3000円とか平気でかかります。だから基本的に一人で外食はしない。ただ外食が高い割に、スーパーで買える野菜・フルーツ・肉、すごい安いです!僕はカナダに来てから料理用インスタアカウントを作っちゃうくらい料理にハマり、毎日何か作ってました。
お昼にはお弁当も作っていました。そうすると1食 $2~3カナダドル(200円前後)で済みます。
朝ごはんとかは軽めなのでもっと安い。もちろんたまに友達と外食しますが、その分自炊で取り戻す…を繰り返し、
1ヶ月の食費は平均$300カナダドル(約2万5千円)
1年で30万円ほどでした。
④ 食費のコツ
・外食は高く材料は安いので、とにかく自炊!外食はたまーに友達と。
スマホ代:2万円
もし普通に「電話・キャリアメール・ネット1GB」セットのプランを契約すると、普通に1ヶ月$50~$60カナダドル(約5000円)します。
が、僕は気づきました。「もうこの時代、電話とメール、しなくない?」と。
しかもセットプランのインターネット通信だと、1GBはちょっとが普通で、これだと少なくすぐに通信制限がかかります。
友達とは、LINEまたはFacebookのmessengerで連絡を取ればOK。あと使うのはMapやGoogle、TwitterにInstagram….。ビジネスメールもGmailで充分です。
そう、つまり、ネットだけあれば良いんです。で、その分安かったらもっと最高!..
僕は探しました。こんな僕に最適のプランがどこかにあるはずだ…
そして探しまくった結果、ついに、最高のプランを見つけました。それは、
Fidoという会社の、
“Data Plans for Tablet”
です。電話とメールができない代わりに
“インターネット通信3GB = $15”
これ、公式サイトにもわかりやすく載せてあるわけではないので、店員さんに直接聞く必要があります。本当はタブレット用らしいのですが、SIMフリースマホさえ持っていれば使えます。僕はSIMフリーのiPhoneを持っていたのでそれに挿して使っていました。
カナダはWi-Fi普及率すごいので、基本的にはWi-Fiを使い、外出中の調べ物や地図でお店検索、くらいだったら3GBはまず超えません。
カナダに来るワーホリ/留学生のみなさんへ、スマホ・携帯契約するならFido一択です。
⑤ スマホ代のコツ
・Fidoの ”Data Plans for Tablet” とWi-Fiで乗り切る!(月$15!)
交通費:2万円
電車・バスは使わない
ポイント…というかもうこれ自体がソリューションですが、カナダ主要都市での交通手段は全て “自転車” にしましょう。
トロントもモントリオールもバンクーバーも、東京に比べたらはるかに小さい!!
面積
・東京:2188㎢
・トロント:630㎢
・モントリオール:365㎢
・バンクーバー:115㎢
です。
実際、ダウンタウン内だったら、自転車30~40分くらいでどこでもいけます。健康にもいいです。
そして、
トロントに行く予定の方へ
魔のマンスリーパスとして有名な“ TTC Subway Monthly Pass:$146.25 ”は買わないで大丈夫です。。
電車・バスは普通にチケットを買っても片道$3.25です。これ、月に45回 (約23往復) 以上乗らないと元が取れません。かなりのお得じゃない感。
現地のカナダ人も「高すぎる!」とみんな文句を言っています。。確実に毎日乗ることが決まっている人以外は、電車に乗る時だけチケットを買ったほうが安いと思います。
自転車は実質タダ
で、最初に提示した「交通費:2万円」は自転車にあてるのか..と、思いきや、違います。
自転車は0円です。
誰かからもらう?これも …違います。
先ほど家探しで使ったCraigslistを使います。
自転車は中古で$30くらいから売っていますが、あえて$200くらいの、なるべく状態が良い自転車を買います。
そして、帰国する直前に同じ値段で売ります。これで費用、0円です。これ、本当に可能です。
“自転車をCraigslistなどの中古掲示板で売り買いする” という文化が普通にあるので、よほど問題がなければちゃんと買えるし、ちゃんと売れます。
なので、この交通費2万円は雪が降って自転車に乗れない時やたまにする遠出用に使ってください。
⑥ 交通費のコツ
・電車・バスは使わない。自転車でOK!
・中古で状態の良い自転車を買って、同じ値段で売る!
オンライン英会話:9万円
語学学校には通わない
これが最大の常識覆しポイントです。
留学なのに、語学学校には通わないのです。
カナダの語学学校の学費は、1ヶ月 平均10~15万円。1年通えば、120万〜150万。正直、高いなあと思います。
そして、これだけ高い学費を払い、学校で毎日会うのは日本人や韓国人だったりするのです。
お金に余裕のある方や、どうしても行きたい語学学校がある方は通うのもいいとおもいます。
しかし今の時代は、質の良い教材や情報・ツールがネット上に溢れています。
この時代に、200〜300万円かけて語学留学するのは、一度考え直してもいいのではないかと思ってしまうのです。
そこで僕は、オンライン英会話を使いました。
オンライン英会話
オンライン英会話の特徴
・レッスン料が格安 (最安で月額6000円程度〜)
・全てマンツーマン授業
・自宅で毎日できる(オンライン通話を使用)
・様々な国籍の先生を体験できる(ネイティブコースなどもある)
・24時間レッスンができる
・無料オンライン教材がめちゃくちゃある
これ、英語学習における「革命」だと思います。
・割高(平均月2〜4万円)
・週1、2回程度
・通学しなければならない
が主流だった「英会話教室」
また、
・数百万円かかる
・最低1年程度は行かなければならない
とされていた「海外留学」
という今までの英語学習の常識を覆す新しいサービスです。
比較的物価の安い外国の先生を採用すること、そして学校を持たずオンラインでレッスンを完結させてしまうという新しさにより、
月額 約6000円(1授業200円)で、毎日レッスンが受けられるという、破格の仕組みになっています。
オンライン英会話は本質的かつ効率的で、これからの日本の英語習得のスタイルはどんどんこの方面に寄ってくると予想します。
最初に紹介した『英語日記』も、「オンライン英会話での英文添削」があってこそ成り立ちます。
今でこそ断言できますが、この時代に「英語が話せるようになりたい」と思う日本人は全員やった方がいいと本気で思います。まじです。
とにかくスピーキング力が格段に上がります。
極論、オンライン英会話さえ真面目にやれば1年で相当話せるようになります。
せっかくこのブログにたどり着いてくれた方には是非是非是非やってほしいです。本当に良いんです。
オンライン英会話3社比較
一概にオンライン英会話といってもたくさんありますが、僕が実際に体験した中で特に「良いな」と思ったものが、以下の3つです。
DMM英会話 (月額6,480円)
レアジョブ英会話 (月額6,380円)
ネイティブキャンプ (月額6,480円)
1. DMM英会話 (月額6,480円)
《海外旅行が好き or 外国人の友人を作りたい人向け》
・124カ国の先生を選ぶことできる
・ネイティブプランが充実している
僕がいまだに続けているのはDMM英会話です(本当に、ほぼ毎日やってます!)。
ポイントは、講師の国籍と人数がダントツで多いこと。
(124カ国、7000人以上の中から先生を選べる)
ついつい「授業」「勉強」のイメージがつきがちな英語学習ですが、英語スピーキングって極論「海外の友人とのおしゃべり」なんです。
こんなに多国籍の講師がいると、「毎日世界の色んな国にトリップして友達を作っている」ような感覚になれます。DMMは他のオンライン英会話に比べて講師がフランクな印象があります。「授業感」がなくて楽しいんです!僕はDMMを通して何人も友達ができました。
またDMMは「ネイティブプラン」がめちゃくちゃ充実してます。今後行こうとしている国(カナダ、アメリカ、イギリス、オーストラリア…)がある人は、現地の講師から直接話が聞けるのが最高です。
・海外旅行が好き or 外国人の友人を作りたい人
・レッスンを、おしゃべりのようにフランクに楽しみたい人
に、最適なオンライン英会話だと思います。
↓
2. レアジョブ英会話 (月額6,380円)
《まだ自分の英語力に自信がない、初心者向け》
・カリキュラムがしっかり決まっている
・日本人カウンセラーのカウンセリング付きで相談できる
次はレアジョブ英会話です。ここまで「初心者に最適」なオンライン英会話は他にないのではないかと思います。講師の方は基本的にフィリピン人ですが、日本人カウンセラーによるケアサービスが受けられるのがレアジョブの特徴。
勉強は「1人」でやる時間が長いので、こうやって相談できる相手がいるのは非常に大きい。安心します。また、ビジネスに特化した「ビジネス英会話コース」があるのも良いです。
サポート面で一番優れているオンライン英会話だと思うので、「まだ英語に全く自信がなかった時代」に戻り当時の僕にアドバイスできるとしたら「まずはレアジョブがいいよ」と助言したいくらい魅力的。カリキュラムも本当にしっかりしています。
・自分でプラン立てして勉強するのが苦手な人
・今の英語力にまだ自信がなく、これから頑張っていきたい人
といった、初心者の方にオススメです。
↓
また、レアジョブには専用アプリがあります。パソコンがない方や、スマホですべて完結させたい方はアプリ版もおすすめ!
実際に使ってみましたが、めちゃくちゃ使いやすかったです。
レアジョブアプリのダウンロードはこちらからできます
(ダウンロードと体験レッスンは無料です!)
↓
3. ネイティブキャンプ (月額6,480円)
《一番コスパがよく、お得にレッスンを受けたい人向け》
・レッスン数に制限がないので好きなだけ授業を受けられる
・アプリで教材がタダで使える
これはすごい。24時間何回でも、好きなだけ、予約なしでレッスンが受けられる。一番コスパがいいオンライン英会話だと思います。
事前予約せずにできるので、僕はネイティブキャンプにも登録して、スキマ時間にサクっとやっています。この気軽さは他のオンライン英会話にはないかなと。
・一番コスパがよく、お得にレッスンを受けまくりたい人
・予約ナシで、思い立った瞬間に授業を受けたい人
にオススメ ↓
番外編:Nativecampアプリ
実は「ネイティブキャンプ」には専用アプリがあるのですが、これが本当に最高なので紹介します。
7日間無料体験があり、その間に何回でもレッスンやり放題という時点でかなりお得ですが、
アプリをダウンロードさえしてしまえば、「文法」「旅行英語」「ビジネス英語」など、豊富な教材が誰でも無料で使えるのが裏技であり最大のポイント。
「教材だけなら無料で使える」というのは意外と知られていない穴場なので、本当にオススメ。
トピックの幅も広いのでためになる。(「ビジネス英会話教材」とか特に良いです)
とりあえずスマホに入れておくといいんじゃないかと思います!
アプリのダウンロードはこちらからできます
↓
以上、オンライン英会話を3つ紹介しました。
どのオンライン英会話でも、2回以上の無料体験が受けられます。
正直”好みの問題”だと思うので、一度上記3つ全て無料体験をしてから、自分に合ったものを見つけるのが一番良いと思います。
どちらにしろ、「オンライン英会話」は、これからの英語学習において絶対に必要です。
正直、僕の今のスピーキング力は全てこのオンライン英会話で培われたものです。
1年も続けたらかなり話せるようになります。1ヶ月でも効果はわかるはずです。
僕はカナダに住む前から1年以上やっていたDMM英会話を、こちらに来てからも継続しています。
この1年間でかかった費用は以下です。
前半5ヶ月:1日3レッスンのコース(月11500円)
後半7ヶ月:1日1レッスンのコース(月4950円)
計 9万2150円(1年)
(※2020年現在、値上がりしました。詳しくはこちら)
繰り返しますが、語学学校1年間の平均費用は120万〜150万。
これをオンライン英会話に変えるだけで、100万円以上浮きます。
そしてオンライン英会話で、十分英語力は伸びます。
外国人の先生たちと毎日英語を話すので、日本人同士で会話を練習することになる語学学校に通うよりも、スピーキング力は伸びたのではないかと思います。
ちなみに英語勉強法の詳細は、この記事にかなり詳しく書きました。
→『独学3年間の努力と道のり。日本で英語が話せるようになった僕の勉強法』
(この記事、「英語 独学」Google検索1位になりました!)
⑦ 英語力アップのコツ
・語学学校に通うのではなく、オンライン英会話で英語力を伸ばす!
(1年で100万円くらい浮く!)
カフェ代:5万円
先ほど述べたように、カナダにきた当初、僕はオンライン英会話ばかりやっていました。僕はフリーランスのグラフィックデザイナーですが、毎日家で一人で勉強をしていると、さすがに頭が煮詰まってきます。
そこで、モチベーションを保つため、語学学校に行かない代わりに浮いた100万円で、惜しみなくカフェに行こう!と思いました。
毎日毎日カフェを開拓し、僕のGoogle Mapはこんな状態になりました。
(星マークはほぼカフェか図書館。たまに安いレストランです)
基本的にはどのカフェも図書館もWi-Fi完備なので、オンライン英会話のレッスンもデザインの仕事もできます。
コーヒーも、一杯$2~3カナダドル(200円前後)と本当に安いので、月20回カフェに行っても約4000円。1年間続けても合計で約5万円という感じでした。
⑧ モチベーションを高めるコツ
・学校に通わない分100万円浮いているんだ!と強気になって、惜しみなくカフェに行く。
まとめ
《費用を抑えるコツまとめ》
① 航空券はオープンチケットを買い、
② 保険はクレジットカードの付帯保険と現地の保険でカバー。
③ 家はホームステイではなく最初からシェアハウスに住み、
④ 食費は自炊で浮かせる。
⑤ スマホはFidoの “Data Plans for Tablet” で月$15、
⑥ 交通費は自転車移動で浮かせ、
⑦ 英語力はオンライン英会話で伸ばし、
⑧ 勉強のモチベーションはカフェで高める!
もちろんぴったり75万円で過ごしたわけではなく、多少の誤差はあります。
何よりもこの記事で伝えたかったのは、
本当に留学したいという気持ちを強く持って行動すれば、
“アイデア次第で充実した海外生活を送るチャンスは誰にでもある”
ということです。これは海外生活だけではなく、日本での生活でも同じことが言えると思います。
「お金がない」のは仕方ないです。生まれた境遇は人それぞれ違うので、正直受け入れるしかありません。
でも「お金がないからできない」と諦めるのもまだ早いと思います。
僕は奨学金とバイト代でなんとか留学費用を捻出しました。そして海外でも働けるよう、大学に入ってから独学でデザインスキルを身につけました。
人生は実験であり、アイデア次第でいくらでも楽しくなる。
僕は本気で、そう信じています。
おわりに
この記事中で書いたアイデアが、みなさんが留学やワーホリをする際のヒントになれば嬉しいです。
最初はお金もなかったし、現地で苦労したことも多かったですが、
そんな状況でも僕は
「留学・ワーホリで海外生活を経験して本当に良かった」と思います。
カナダという異国の地で、人生においても忘れられない、かけがえのない毎日を今も過ごしています。海外生活は本当に夢があります。
この気持ちを少しでも多くの人に共感してもらい、新たな夢へと繋げていってほしいです!
追記
2020年1月に英語学習法の書籍を出版しました。
本には、
・5年間続けた「英語日記」勉強法
・カナダでフリーランスデザイナーとして働くまでの記録
・日本で留学する方法
など全て書き尽くしました。
この記事の何倍も、濃く、詳しく書いています。ここで出会えたのも縁なので、みなさんに読んできただけたら大変嬉しく思います!
→『英語日記BOY 海外で夢を叶える英語勉強法』(Amazon.co.jp)
Profile
Rio Arai 新井リオ
イラストレーター/作家/ミュージシャン
イラストレーターとしてAdobe CC Logo Remix、WIRED.jp連載イラストなどを手がける。著書『英語日記BOY』がAmazon英語の学習法ランキング1位を記録(現在12刷、7万部)。バンドPENs+のボーカルとして日本で4枚のCD、アメリカで1枚のレコードをリリース。
新井さんこんにちは(^◇^)
ちょうど1カ月前ぐらいにOaklandのライブにお邪魔させて頂いた者です。
ひっそりと毎回ブログ楽しみにしています!
6月に帰国するのですが、また海外行きたいな〜と、新井さんのブログを見て次はカナダに行こう!と思いました
それで1カ月ぐらいファームステイをしようと考えていますが、新井さんはWWOOFを通してでしょうか?それとも知り合いの紹介でしょうか?教えて頂けましたらとても嬉しいです。。
やばいです!やばいです!尊敬します!すごいですね。何年も前から留学・ワーホリに行きたいと思っていましたが資金も語学力も特になく気持ちがさめて数年経ちましたが、やはり行きたいと考えて検索していたらここにたどり着きました。今は25歳でいまから全ての準備を始めるとなると、ワーホリの期間は残された年数しかありませんがこれからはできる限り海外にいたいと思います。ネット英会話挑戦してみようと思います。わざわざ海外へ行ってお金をかけて英語を学ぶのは時間とお金がもったいないと思っていました。その他いろいろと海外について参考になったのと海外だけでなく、考え方・生き方の参考になりました。ありがとうございました!
すばらしい!特にスマホと保険!どっちも知らなかったです。ありがとうございます。
私はもうワーホリ終わってますが、またしばらくカナダに住むことにしたので保険とか色々考えてて助かりました。
とても興味深いです!
私は今大学生です。将来の自分に不安があります。ワーホリ で留学したいと思っているところです。
一つわからないことがあったのですが、お陰で解決できました。ワーホリ は最初の数ヶ月語学学校で語学習得しなくてはならないと思っていたのですが、特にそうではないんですね!
今私もdmm英会話やっています。このままもしワーホリ として留学してもokなんですね!
新井さん 初めまして! 娘が留学したいとずっと訴えているがお金がないという理由で却下し続け深刻なバトル中の母親です。ついにやる気を無くして大学も退学すると言い出す事に。
何か方法ないか探して新井さんのブログに至ったしだいです。是非娘へこんな方法もあるらしいよと家族会議にかけてみようと思います。
新井さんの行動力素晴らしいですね。感動しました。
秋山
すごくためになりました!!高校やめて海外に行くと決めて中卒になった僕ですが日本自転車で一周したり
プロダイバーになったり自か分の思い描いていた道を外れそうになっていた矢先(カナダワーホリ)で調べたところこの様な素晴らしい記事を見つけることが出来て幸運だと思ってます
いま19歳でこれからカナダに行こうと思いますが20歳は楽しめそうですありがとうございます
はじめまして!漠然とカナダにワーホリを使って行ってみたいと思っていましたが、まったくなにをしていいかわからず…という時にこのサイトを見つけました。確かに、語学学校に通う、ホームステイをするという海外留学の常識がぼくの中にありました。ですが、このブログをみてそんなことはしなくてもいいという思いがでてきました。ワーホリに行く心配がなくなり、自身が湧いてきましいた。ありがとうございました!
ワーホリが気になりこちらの記事に辿り着いたのですが、思考を停止させない探し続ける姿勢に感激しました!
現在、私は日本でシェアハウスに住んでいます。働き方も独特で、周囲の人とは考え方が180度違うと感じています。
でも、自分のルートを進めば求めるものが見つかるのだなと感じました!
ありがとうございます。