LINEを【英単語帳アプリ】としてつかうと、最高です

今日は「本当に英語が話せるようになるための英単語の覚え方」について話します。

いきなり結論から言ってしまうと、

僕はこの5年間、LINEで1人トークグループを作り、それを単語帳アプリとして使っています。

 

英単語の覚え方

 

英単語を覚える際、よくあるのが「単語帳の例文を丸暗記する」方法です。僕も先生にやりなさいと言われ、最初の頃はとりあえずやっていました。

でもある日思ったのです。

「この例文、本当に日常生活で使うのだろうか?」と。

 

例えば、最頻出単語のひとつ「familiar」を例にあげて説明します。

効率の悪い例 ① 一単語:一訳で覚える

まずよくあるのが、単語帳の通り、

familiar:精通している

と覚えてしまうというもの。

しかし、このように一単語:一訳で覚えると、

・少し文脈が変わるだけでその文全体の意味がわからなくなってしまう

・「精通している」のような、日常生活では頻繁に使うわけではない日本語が出てくることがある

といった問題が発生することがあります。

効率の悪い例 ② 例文をそのまま暗記する

単語を例文で覚えるのはたしかに大事ですが、ある単語帳の例文で「familiar」を見ると、

Are you familiar with contemporary literature?
(あなたは現代文学に詳しいですか?)

と書いてあります。僕は正直、「この例文を生活で使わないな」と思ってしまいました。

たとえ単語帳にはそう書いてあったとしても、自分使わないであろう例文を、学習初期段階で覚えようとするのは効率が悪いのでやめた方がいいのです。

英単語の覚え方

では、どうすればいいのか。

僕の英単語の覚え方は、

例文を暗記する時点で、自分がいかにも言いそうなフレーズに入れ替える

という方法です。

教科書例文を暗記 → いざ使う時に頭の中で自分の単語を置き換える → 口に出す

よりも、

いきなり自分が言いそうなオリジナル例文で暗記する → 口に出す

の方がよく効率ないですか…!

先ほどの「familiar」という単語、僕はこう覚えました。

I’m familiar with American indies Rock Music, especially 90’s Emo.
(僕はアメリカのインディーズロックミュージック、特に90年代のエモに詳しいです。)

これは絶対に単語帳に載ってないオリジナル例文です。

でもFamiliarという単語を、単語帳の通りに

Are you familiar with contemporary literature?
(あなたは現代文学に詳しいですか?)

で覚えるより、「僕にとっては」実用性が高いのです。

覚える際のポイントは、

主語を「I」に変え、目的語を「自分が使いそうなワードに入れ替える」ことです。

これで、海外でだれかと英語で話す際に、そのフレーズを「切り札」のようにつかうことができます。

 

LINEを使う

お待たせしました。
以上を踏まえて、実際にLINEを使って英単語をどう覚えていくかを説明します。

上記の方法だと、オリジナル例文がどんどんストックされていくので、それをメモしておく場所が必要ですよね。

そこで、LINEを使います。

LINE

LINEを使う理由

・検索ができる
・無限にストックできる
・絵文字をつけて定着率UP
・LINEは毎日チェックするので、復習が生活の一部になる

やり方

やり方を詳しく説明していきます。

ステップ1

まず、

  • 「Phrase Stock」
  • 「Phraseの種」

という2つの「1人トークグループ」を作成します。

  • 「Phrase Stock」は実際にデジタル単語帳としてまとめる用
  • 「Phraseの種」は思いついた単語をとりあえずメモしておく用

です。こうすることで、トークがゴチャゴチャするのを防ぎ、復習しやすくします。

ステップ2

日頃から、日常で起こる出来事に対し「これ、英語では何て言うんだろう」と考えるようにします。

するとすぐにでわからない言い回しが出てくるはず。

例)
「トイレットペーパーがなくなった。」
「今日もだらだらしちゃった…」など

また僕は現在カナダで生活しているので、友達の発言に自分の知らない英語がまだまだ出てきます。

その際に「今何て言った!?」と聞き返し、全て「Phraseの種」にメモします。

とにかく、

「これわからない!」
「その言い回し面白い!」

と思ったら日本語でも英語でもいいので、どんどん書き留めていきます。

例えばこの画像の「competition」という単語、ただ「競争」と覚えるより、

「友達が焼き鳥の早食い競争の話の時に使っていた単語」というイメージがあると、もう忘れないですよね。

つまり、既存の単語帳を1ページ目からやるのではなく、

“生活の中で実際に出くわした単語&自分が言いたいのに言えなかった単語をクリアにしていく”ことで、

・記憶に強く残る
・自分が本当に使う単語だけを覚えることができる

のです。

 

ステップ3

次は、「Phraseの種」に書き留めた単語をネットで詳しく調べて理解を深めます。

「deserve」という英単語を例に挙げ、説明していきます。

この前、友達からこんなメールが来ました。

「deserve」

たしか受験期に「〜に値する」という訳で習った覚えがありますが、日本語でさえ「〜に値する」なんて日常生活ではあまり使いません。友達からのメールには、

「I feel like you deserve a chocolate」
(直訳:君はチョコレートに値する気がする)

と書いてありました。これは面白いです。

後ほど詳しく調べようと思い、「Phraseの種」にメモしました。

僕は毎朝、たまった「Phraseの種」を調べる時間を1時間ほど作っています。

その調べ方を紹介します。

調べ方

1. Oxford Dictionary【英英辞典】で調べる

英英辞典というのがポイント。

その中でも僕がOxford Dictionaryを使うのは、他の英英辞典よりもダントツにわかりやすい単語と簡単な文法で書かれていると感じたからです。

高校卒業レベルの英語力で充分理解できると思います。

まずは、それが単語としてどんな意味を持っているのか大まかに掴むことが大事。

そうすれば、今後その単語がどんな文脈で出てきても対応できます。

「deserve」をOxford Dictionaryで調べるとこんな感じ。

2. 日本語の英語情報サイトでも調べる

大まかな意味を掴んだら、日本語サイトでも調べて理解を深めます。

この際、「正しい情報で、感覚的に英語を理解している人」が書いているサイトを選びます。


DMM英会話なんてuKnow
Hapa英会話
Eigo with Luke
Hi Native

これらは僕がよく参考にするサイトです。


これで、「You deserve it」に「よく頑張ったね」という意味があることがわかりました。

Oxford英英辞典で学んだ「その振る舞いが、何かを受け取るのにふさわしい」という訳にも納得がいきます。

ここまでくると、「deserve」という単語について、かなり理解が増したのではないでしょうか。

ステップ4

いよいよ、「Phraseの種」から「Phrase Stock」にまとめます。

具体例1:deserve

とにかく自分にとってわかりやすければいいので、本来「deserve」とは関係ないチョコの絵文字とかつけちゃいます。

僕は日常生活でチョコを見たら「You deserve a chocolate.」という例文が出てくるし、

何かを頑張っている人には「You deserve a rest.(頑張ったね、少し休んでもいいんじゃない?)と声をかけることができます。

 

具体例2accumulate

もう一つ、僕のPhrase Stockの中から「accumulate」という単語を例にあげます。

絵文字をつけて定着率UP
②単語のおおまかなイメージが掴める訳をつける
ネットで調べた正しい例文に自分の言葉に入れ替えて例文を完成させる
④暗記したらそのまま使える文章で例文を作る
(理想は、さらにそれを、オンライン英会話で講師に添削してもらう。)

これをどんどんストックしていけば、完璧なLINEオリジナル単語帳の完成です。

 

まとめ

《LINEを英単語帳として使うメリット》

①検索ができる
②スクロールで素早く見直しができる
③LINEは日常的に使うものなので、復習が生活の一部になる

今の時代、アイデアと実際に試す行動力さえあれば、既にあるもので十分に勉強ができます。

ツールは出揃いました。あとは本当に “やる” だけです。

LINE単語帳のアイデアが、みなさんの勉強のヒントになれば幸いです。

 

追記:2020年1月

この記事を書いてから、もうすぐ3年が経ちます。

当初は予測もしていませんでしたが、読者のみなさんのおかげで「英語 独学」Google検索1位、累計300万PVを記録するブログになりました。

これがきっかけで本執筆の依頼をいただき、2020年1月に英語学習法の書籍を出版することになりました。

『英語日記BOY 海外で夢を叶える英語勉強法
(左右社)

Amazon本総合人気度ランキングで1位を獲得し、発売から3日で重版も決まりました。

経済的な理由で留学ができずに悩んでいる人を救いたくて書いたブログでしたが、読者の方のおかげで自分の人生まで変わってしまったような気がします。改めてありがとうございます。いまだに夢を見ている気さえします。

本には、もっと詳しい勉強法を書いています。

・僕が5年間続けた「英語日記」勉強法
・お金をかけずに日本で留学する方法4つ
・ワーホリを使って、学校に通わない留学をする方法
・海外でフリーランスとしてどう働くか?

といった、実用的な英語本としての内容。

そして、

「19歳:来日バンドと共演し、英語と出会う」
「20歳:アメリカ一人旅で英語日記を始める」
「21歳:カナダ生活スタート」
「22歳:学校に通わないワーホリ留学」
「23歳:モントリオールでフリーランスとして働く」

といった、僕の自伝的なストーリーも書いています。

これは、英語学習の見かけをした青春の本です。

全てを絞り出して書きました。正直、このブログの100倍くらいの濃度がある。本当に良い本だとおもう。

ここで出会えたのも何かの縁なので、みなさんに読んできただけたら大変嬉しく思います。

きっと夢を叶える一助になると信じています。

『英語日記BOY 海外で夢を叶える英語勉強法(Amazon.co.jp)

 

 

Profile

Rio Arai  新井リオ

デザイナー / イラストレーター
1994年生まれ。立教大学社会学部卒。

19歳から独学で英語とグラフィックデザインを学ぶ。
2016年カナダに渡りフリーランスに。Sony Music Shop / TOWER RECORDS / ヴィレッジヴァンガードとのコラボグッズ、雑誌WIRED / EYESCREAM web連載イラスト提供など。

5年間書き続けた「英語日記」勉強法をつづった著書『英語日記BOY』(左右社)が、Amazon本総合人気度ランキング1位を記録。バンドPENs+のボーカルとして日本で4枚のCD、アメリカで1枚のレコードをリリース。2012年に日比谷野音で開催された閃光ライオットに出場。

 

 

 

 




 

 

 

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